乳がんの初期症状としこり

乳がんというガンは、乳腺に出来る悪性腫瘍の事をいいます。 16人に1人という高い確率で発症しているガンで有り、女性の癌の中で最も多い癌と言われています。

癌は痛いというふうに言われますが、乳がんの初期は痛みもなく、特に症状はありません。 ですが、乳がんの場合、他の癌と違い、セルフチェックで発見出来る可能性が高い癌です。 しこりを早期発見し治療を行えば、生存率が高い癌の1つです。

では、どうすれば、乳がんを発見する事ができるのでしょうか? 初期症状がない癌を見つける為に、セルフチェックを行います。

生理が終わって1週間前後あたりに行うとよいでしょう。 閉経をしている方は、月に1回決まった時期に行うようにしましょう。


セルフチェックの仕方

1:セルフチェックを行う時に乳房を見ながら行う為、入浴時に行うのがベストです。

まず、指で乳房にしこりがないか?丁寧に何度もしこりがないか確認します。 ボディーソープなどを使って行えば、滑りが良くなり、調べやすくなりますよ。

2:次に鏡に向かって立ち、乳房の形に違和感がないか?確認します。

3:両手を上げたり下げたりして乳房を観察していきます。 また、正面からだけ乳房の形を見るのではなく、横や斜めなど角度を変えて確認します

鏡で確認する事は以下の事です。 形、大きさ、乳房の高さに違いや、陥没していたり、引きつっている所がないか確認してください。

また、乳頭から異常な分泌物が出る。かさぶたができているなど乳頭に異常があれば、すぐに医師に相談しましょう。

セルフチェックに加え、乳がん検査もお勧めです

乳がんの検査も、年齢によっては市から補助が出てたりする所もありますので、そう言った物を積極的に利用して、乳がん検査を受けてみても良いかもしれません。 触診や目視ではわかりにくい小さな癌も確認できるマンモグラフィー検査を受ける事で、確認する事が出来ます。


早期発見で乳がんは完治する!

私の母は約10年前に乳がんの手術をしました。 ステージ1の早期だったため転移はしておらず、今では抗がん剤の必要もなく毎日元気に過ごしています。 初期症状も無かったのにがんが見つかったのは、本当に些細なことがきっかけでした。

たまたま見ていたテレビ番組で「乳がんのセルフチェック」が取り上げられており、それに合わせて乳房の周囲を触ってみると、小さなしこりがあるのが分かったのです。 番組では「しこりは良性腫瘍の場合もあるが、初期症状が無いケースでも病院で転移がないか検査してもらうべき」と言われていたので、翌日すぐに病院へ行きました。

検査したところ、マンモグラフィでしこりの位置に石灰化の影が見られたので細胞診をしました。結果は初期の乳がん。 医師は「手術で完全に取り除くことが出来ます」と告知し、日程などの相談に入りました。 やはり「がん」ということで母自身もショックだったでしょうが、私たち家族にも青天の霹靂。


いくら医師が治ると言っても、「がん=死」というイメージは拭い去りがたく、手術の日まで不安でたまりませんでした。 しかし、実際に手術してみると転移も無く本当に初期の段階で、乳房も3分の1を切除するだけで温存することができました。

手術後は半年ほど化学療法と術後薬物療法を併用して治療に努めた結果、一年後には以前と全く変わらない生活が送れるようになりました。 術後5年が過ぎるとがんは完治(寛解)とみなされるそうで、以来再発の兆候もありません。

乳がんは再発の可能性の低いがんです。 しかし、早い時期にがん細胞が広がってしまう場合もあります。 乳がんに限らず、最も大事なのは早期発見です。

初期の乳がんは自覚症状がなく、そのため発見が遅れて進行してしまい、重度になるに従って手術も難しく、また再発率も高くなります。

一ヶ月ごとにセルフチェックをし、小さくてもしこりがあるようなことがあればすぐに病院で精密な検査を受けてください。 そうすることで再発率も低くなり、余命、生存率共に高くなります。